※ラベル、パッケージデザインは予期なく変わる場合がございます。
リンパや気の流れを良くして、首や肩をほぐすニガヨモギのハーブオイル
なんとなく首や肩まわりが重たく感じたとき、マルマロールで鎖骨の下や首筋をくるくるっとセルフマッサージ。爽やかなグリーンノートの奥にある甘い香りで深い呼吸がうながされ、緊張した凝りがほぐれていきます。
パソコン作業やスマホ、家事などで、同じ姿勢を取り続け、前かがみになりがち。知らず知らずのうちに呼吸も浅く、気や血液のめぐりが悪くなっていることも。
マルマロールは、筋肉疲労を緩和するニガヨモギやハッカの精油、ビターでウッディなパイン精油、それから老廃物の流れをうながすジュニパーベリーの精油をブレンドし、デトックス効果の高いひまし油と筋肉をほぐす作用のあるアルニカオイルを調合。
- 首や肩こりのセルフケア
- リフレッシュ・気分転換に
- むくみがちなときに
内容量 | 10ml |
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全成分 | ヒマシ油、ヒマワリ種子油、アルニカ花エキス、ニガヨモギ油、ハッカ油、ニオイヒバ葉油、セイヨウネズ果実油 |
Made in Japan
マルマというエネルギーポイント
“マルマ”とは、アーユルヴェーダでいうところの“ツボ”です。秘めた、隠された、生命に必須の、という意味があり、この“マルマ”から鍼治療の経絡体系が作られました。肉体とエネルギー体の結節点であり、マッサージを施して身体を活性したり、リラックスさせることができます。伝統的な療法の際には、薬用オイルや精油をいれたオイルが使われてきました。鎖骨の下にマルマロールでオイルを塗布したあと、親指でやさしく時計回りにマッサージしてあげましょう。“マルマ”からでるエネルギーの流れがよくなって、身体が楽になっていきます。
アゼルバイジャンのニガヨモギ
カスピ海に面し、トルコとイラン、ジョージアに隣接しているアゼルバイジャン共和国に自生しているニガヨモギを水蒸気蒸留したものを使用しています。ゴッホやルノワールといった画家たちが飲んでいた、とても強いお酒で有名なアブサンの原料です。
日本のヨモギと同じく表面に白い細かい柔らかい毛が生えていて、銀白色の葉をしています。黄色の可憐な花を咲かせる薬草で、新鮮な青い清涼感と甘い優しさが主張し合うような強い香りを放ちます。この複雑な芳香成分は、ツヨン(Thujone)とα-Pinene(αピネン)、そしてHexanol(ヘキサノール)などが含まれています。ツヨンは中枢神経に作用し、炎症や痛みを和らげたり、副鼻腔炎の治療に効果があるといわれています。強い抗菌効果や防腐効果もあります。ヘキサノールは、草刈りをしているときの新鮮な青々した香りです。α-Pinene(αピネン)は、森林浴特有の香りで、深いリラクゼーションをもたらし、睡眠の質をあげてくれます。
北海道の大地の和ハッカ
北海道の大地で育った和薄荷(ジャパニーズミント)は、セイヨウハッカ(ペパーミント)と比べて、より清涼感が強く、爽やかな香りを持ちます。メントールを多く含み、末梢神経を広げ、血行を促進し、身体の代謝をよくしてくれます。凝り固まったところに塗布すると鎮静しながら、筋肉をほぐします。
ヨーロッパの伝統医療「筋肉疲労にアルニカ油」
アルニカは、ヨーロッパや中央アジアの山地や牧草地に自生していている、背が高く黄色い花を咲かせるキク科の植物です。かわいらしい花からは想像できませんが、厳しい山風に耐えられる強さを備えていて、古くから筋肉痛や打撲などの炎症を抑えるとして重宝されてきた歴史があります。ヨーロッパでは民間薬(※1)として精神的・肉体的ショックにも用いられています。アルニカ油は、血行をよくし、凝りを解消して、治癒をうながしてくれます。
湿布として利用される ひまし油
アーユルヴェーダや民間療法では、湿布として利用されており、塗布することで痛みを和らげる作用があります。90%近く含まれるリシノール酸は、体内循環を活発化させ、リンパの流れを改善します。体内の毒素や老廃物を排出しやすく、デトックス効果もあると言われています。
香り高いヒバの葉油
ニオイヒバは香り高いヒバという意味の名前です。北米のネイティブアメリカンたちが、筋肉・関節痛の鎮痛や浄化を目的に使っていたツーヤ(Thuja)というヒノキ科の常緑樹の葉っぱを水蒸気蒸留したものです。柑橘のような甘さと香りは、フィトンチット(植物が放出する殺菌物質)(※2)を含み、ネガティブな気分を洗い流すと言われます。この精油には、ニガヨモギ油と同じく、Thujone(ツヨン)が含まれ、麻痺効果、抗菌効果、炎症を鎮静する作用があります。
解毒のハーブ ジュニパーベリー
ジュニパーベリーはセイヨウネズという針葉樹からとれる、かわいらしい小さな青色の果実です。古くから、薬用や香料として、西洋や古代エジプトで使用されてきた歴史があります。中世のヨーロッパでは薬局の棚に置かれ、滋養強壮や健胃薬としても用いられました。フランスの病院では、ジュニパーとローズマリーの小枝を燃やして、病棟の空気を浄化していたそうです。現在では蒸留酒の「ジン」の香りづけにも欠かせない植物となっています。(※ 3)
主成分はα-Pinene(αピネン)で、多くの針葉樹や草に含まれている清々しい香りが(※4)浄化をうながしリフレッシュさせてくれます。
参考文献
Len Price, Shirley price, Ian Smith(1990). Carrier Oils for Aromatherapy & Massage. Riverhead Publishing(レン・プライス、シャーリー・プライス、イアン・スミス ケイ佐藤(訳)(2001)アロマテラピーとマッサージのためのキャリアオイル事典 東京堂出版
※1民間薬=ホメオパシーのこと 化粧品成分オンライン メディカルハーブ事典 メディカルハーブの事典 要出典確認
※2井上重治(2002):微生物と香りーミクロの世界のアロマの力 フレグランスジャーナル社、p.231)
※ 3伊藤由起子(2022). ジュニパーとジンと長崎・出島をめぐる物語 aromatopia173, 59-60.
※4富研一(2022). ジュニパーベリー精油の成分組成 aromatopia173, 65-66.