天然素材100％、合成化学成分不使用

• 目元の乾燥・シワ予防
• 口元の乾燥・シワ予防
• 日中の潤いケアに
• 爪に栄養を与えるネイルケア

パプアの自然と人によって作り出された森のカカオ

　　

カカオの森で

カカオの種を出す作業

カカオの花

カカオの実

カカオの種子を太陽の下でバナナの葉に包み、長時間発酵させると芳ばしい香りがしてきます。インドネシア・パプア州の豊かな自然の中で育まれたカカオ。ほんの150年ほど前までは近代化の影響を受けることがなく、手付かずの自然が、今なお色濃く残っている土地です。鳥の声や虫の音に囲まれ、熱帯雨林の醸し出す濃密な空気の中で、地元の人々が丁寧に発酵させ天日乾燥させます。このカカオから分離したカカオバターは、美肌成分と共に乾燥から肌を保護し、皮膚をやわらかくします。人の体温付近の30～35℃ですっと溶け、滑らかに保護します。

19世紀後半以降、パプアは急激な勢いでイギリス、ドイツ、オランダの支配を受けました。それまでこの島で暮らし続けてきた先住民族は、自分たちとは関係のない理屈により、島が分断され、自然環境も社会環境も作り変えらました。

カカオは元々自生していたわけではなく、オランダ人によって持ち込まれました。パプア古来の豊かな自然の中で昔ながらの暮らしを続けていくために、荒れ放題になっていた森の中に育っていたカカオを手入れして、生産をしていました。しかし、これまで生産者たちは、収穫したカカオ豆を売る術しか持っていなかったため、それを仲買人に安く買われていました。

2012年からは、パプア人が組織した現地パートナー、カカオキタ社が豆の買い付けだけではなく、発酵や乾燥などの品質管理に関する指導、カカオバターの加工も行い、付加価値を高めて、生産者たちのより良い収入源を目指すとともに、良質なパプア産カカオ製品を世界に送り出すことを担っています。